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2010/10/22付けオープン。小ネタブログだろう等々言われてますが当人は下手でも横好きなフォトブログを目指しているのです。本当です。本当だってば!☆MonetのH/NでGANREFにも参加しています。


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フィルム自家現像に必要な器具類について

今回はテキストのみ。

記憶を遡ってB/Wフィルムの自家現像をするために必要な器具類を書き連ねてみます。
自分の確認のために書いているので、思い違いや記憶違いがあるかもしれません。悪しからず。

1.フィルムピッカー

 完全に巻き取られてしまっているフィルムの端をパトローネの中から引きずり出す道具。昔は「ベロ出し」とも呼んでいたような。
 後述のダークバッグ内での手探り作業を少しでもし易くするために、予めコイツでフィルムの先端を引きずりだして、リール(後述)に差し込みやすい形状にハサミでカットしておきます。昔私は若干"富士山型"にカットしてましたが真っ直ぐカットするだけの人の方が多いかな。気分の問題です。
 なお、例えフィルムピッカーが手元に無くても、完全に巻き取られていないフィルムが一本でも残っていれば、それを利用して完全に巻きとってしまったフィルムを引きずりだす方法はあります。

2.栓抜き

 フィルムのパトローネを後述のダークバッグの中で開けるのに使用。長尺フィルムを自分で詰めたフィルムなら素手で開けられるけれど、市販のものはパトローネがかじめてあるので栓抜きを使ったほうが良いかと。
 学生時代の記憶では、フジのフィルムは素手でも開けられましたがコダックのはメチャ固かった。。。

3.ダークバッグ

 両腕を突っ込んで中で手探り作業のできる遮光された袋、要するに簡易暗室。
 この中で後述する撮影済みフィルムの取り出し~リールへの巻きつけ~現像タンクへのセットまでの作業を行います。真夏にエアコンの無い部屋で作業すると内部がサウナ状態になりますw
 
4.現像タンクとリール

 現像処理に直接使う用具。
 ダークバッグの中でパトローネから取り出した撮影済みフィルムを手探りでリールに巻きつけて現像タンクに入れますが、慣れないうちはこの巻きつけが一番の難所だったと記憶しています。
ちなみにタンクもリールもステンレス製が頑丈で安心ですが、昔はオールステンレスだったLPLのタンクも今は蓋がプラスチックなのね。。。おまけにこれまた結構な価格・・・・どうしてくれよう(;´∀`)。

5.バットまたは洗い桶・・・みたいなもの

 現像処理の間はタンク内の液温を一定にしておく必要があります。バットや洗い桶を用意して、暑い季節は冷水を寒い季節は温水を入れた上で現像タンク浸して中の液温の温度を保つよう心がけます。。。ちなみに冬の北海道、写真部の部室のあった古いボロボロの木造建屋では液温の維持が結構大変でした。

6.タイマー

 現像処理や定着処理のときにこれを見て時間をカウントします。そのへんで売られているキッチンタイマーで宜しいかと。

7.薬品ボトル(現像液、停止液、定着液、水切り剤)

 溶かすなり希釈するなりして作った薬液を保管します。現像液と定着液を入れるボトルは必須ですが、フィルムはバライタ印画紙などと違って水や薬液をほとんど吸い込まないし、リールに巻かれた状態なら水洗もし易いので停止液は必ずしも使わなくても何とかなったり。水切り剤も必須ではありません(後述)。

8.フィルムクリップ

 現像~停止~定着~水洗まで済んだフィルムの乾燥処理に使う重しの入ったクリップです。コイツで端を挟んでぶら下げた状態にして手を添えながら軽~く軽~くドライヤーを当てて乾燥させることでフィルムの巻き癖もある程度取れます。

9.メスカップ

 薬剤を溶かして薬液を作るのに使用。目盛がついた広口で大きめの容器で良いけれど、写真用の薬剤って多少なりとも毒性があったりするので、"家内安全"のためにキッチンの道具とは明確に分けることを強く推奨。というか共用なんかしたら間違いなくドヤされます。

10.攪拌棒

 メスカップで薬剤を溶かすのに使います。

11.液温計

 適切な温度に液温を保つのに必要。時々攪拌棒の代わりにも使ったりw

12.漏斗

 溶かした薬液をメスカップから薬品ボトルへ移すのに使用。メスカップと同様の理由でキッチンの道具とは明確に分けることを強く推奨。

13.ネガアルバムとか保管箱

 仕上がったネガフィルムを保管。私は挟んで保管しているうちにカールがとれていくのでネガアルバムを使っていました。大量に保管する人はキャビネットに仕切り板でしょうね。

消耗品なので省略したけど、もちろんこの他に各種薬剤が必要。
前述した通り、最低限必要なのは現像液と定着液ですが、私がやるなら使うのは現像液としてコダックのD76を、定着液として同じくコダックのフィクサーかな(古典的)。

停止液はあった方がベターだけど酢酸臭が漂うので、臭いに敏感な家人がいる場合はちょいと使いにくい・・・^_^;。
一方、水切り剤は使えばフィルムの乾燥が早くなるので、作業中に埃がくっつくような事態も起こり難くなるので使ったほうが良い鴨。

こんなところかな。
書きながら少しずつ記憶が蘇って来ましたよ。
間違いがあればご指摘お願いします。

こうして見ると結構な物入りですねぇ。
保管するのも結構場所を取るし、一気に揃えないと何の役にも立たないと来たもんだ(;´∀`)

しかし最大の問題は、これだけ揃えてペイするほどフィルム写真に取り組む気があるのか?ってことかな。
by k_monet | 2012-02-29 21:57 | 写真・カメラ